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全国家庭科教育協会
〒151-0053
東京都渋谷区代々木3-20-6
家庭クラブ会館2F
TEL.03-3370-4042
FAX.03-3370-4070
052429
 

入会のお誘い

 

全国家庭科教育協会(略:ZKK)加入のお誘い

全国家庭科教育協会(略:ZKK)加入のお誘い
 
 
 こんにちは。先生方には毎日お忙しくお過ごしのことと存じます。
 「全国家庭科教育協会」(以下:ZKK)については既にご存じかも知れませんが、是非ご入会をご検討いただきたく、以下に創立当時の様子を紹介いたします。
 
 “全国家庭科教育協会の創立経緯”紹介
 ZKKは、昭和25(1950)年4月に創立され、その経緯は、小学校家庭科が教育課程からなくなりそうになった時、家庭科の先生方が決起したとされています。機関誌「家庭科」アーカイブDVD1に納められている創立当時の文書を見ると、小学校だけではなく、中学校の家庭科についても、職業科の一分科ではなく独立した一教科としてほしい旨の要望をしています。高等学校家庭科については、昭和27(1952)年から、陳情・請願を行っています。
 昭和24(1949年)年12月26日から、戦後すぐの学習指導要領家庭編(試案)を作成した元文部省の重松伊八郎が、自宅を事務局として理事長に就任して、全国各地の研究会結成の呼びかけを開始し、1年後には33都道府県にZKKの支部となる研究会組織ができています。各地の研究会は、当時の文部省初等教育課長の大島文義氏宛に、小学校の家庭科存置の陳情・請願書を送っています。その陳情・請願書の半数以上2)が、「全国家庭科教育協会」の名前をつけて送られています。また、創立20年後に当時の常任理事が創立当時を振り返って「小中高大が一本になって家庭科教育を振興するために、日本家政学会に小学校の先生も所属するのがいいが、規約上かなわないので、別組織を作って急を要する活動(小学校家庭科存置)を始めよう」3)とあります。昭和25(1950)年3月末に当時文部省通達の中学校「職業・家庭科」について、職業・家庭科を担当する文部省の先生をすべて招聘して講習会を開催しています4)。講習会後、全国大会を開き、昭和25(1950)年4月1日が創立となります。
 以上のように、ZKKは、戦後すぐの不安定であった家庭科教育を存続させ、小中高大一緒になって、その時代に必要な講習会を開催するなど、家庭科教育を振興してきた組織です。その後については、HPの「会則と歩み」に掲載されています。創立当時から、年会費(当時は10円)を集金して会の活動を行っています。現在は年会費6000円で、機関誌の発行と研究大会・研修会を中心に活動しています。(詳細は裏面)
どうぞ、この歴史ある全国家庭科教育協会にご入会いただき、家庭科教育についての研鑽を深められますことをお願いいたします。
 ご入会は、HPの「新入会申込書」に必要事項をご記入後、メールまたはファックスで送信後、会費(6,000円)を振込んでください。
 
【引用文献】
1)機関誌「家庭科」アーカイブ(2019) 全国家庭科教育協会 70周年記念事業
2)鹿内瑞子旧蔵資料 Box1.4-1~4-22 Box13.827
3)機関誌『家庭科』No.224-225(1970)p7~9 を要約
4)雑誌『家庭科教育』24巻3号(1950)p43
 

*機関誌「家庭科」の発行

*機関誌「家庭科」の発行
 
 会員の先生方をつなぐ機関誌「家庭科」は、年5回(5・7・10・12・3月)発行お届けしています。年間テーマを設定、各号にサブテーマを設け、テーマ関連の原稿を3名の方に執筆いただき、また、小・中・高校の先生に授業実践報告各4頁を執筆いただいています。
 令和2(2020)年度は、編集途中から新型コロナ感染症の感染拡大を受け、3号を「緊急特集:コロナ禍と家庭科教育」、4号5号をwith コロナ・post コロナ として編集・発行をしました。令和3(2021)年度は「新時代に向かって」として、このコロナ禍での「教育」、「家族・家庭」「生き方」の変化及び5号では「ダイバシティ」について編集しました。
 令和4(2022)年度も引き続き「新時代に向かって」とし、1号「格差に向き合う」2号「キャリアデザイン」とテーマを決め編集発行予定です。既刊誌の内容・執筆者等については、HPをご覧ください。ご希望の方には、一冊(送料込)1,200円(2019年度以前の既刊誌は1,000円)でお送りいたします。
 

研究大会(今年度は会場参加或いはオンラインを選べます)

研究大会(今年度は会場参加或いはオンラインを選べます)
 
 年一度の「研究大会」は本年度で第72回目になります。昨年度は、オンラインのみの1日大会でしたが、本年度は、昨年度の春期研修会と同様に、会場参加或いはオンラインを選んでの2日間開催と致しました。オンラインでの参加は、自宅にいながらパソコン上で資料をじっくりと見ながら研修ができます。会場参加では、講演者のボディランゲージを受け取ることができますし、休憩時や研修会後の雑談で元気とやる気をもらうこともあります。どちらにもメリット・デメリットがありますので選んでご参加ください。
 8月2日(火)には、大阪大学大学院人間科学研究科教授 志水宏吉先生「公教育の現在-ペアレントクラシーの視点から」をご講演いただきます。志水先生には、平成29年度4号発行の機関誌『家庭科』に「「つながり」の力が子どもを育てる」をご寄稿いただき、さらに直接お話を聞く機会を設けました。研究発表は、小・中・高校の関連を滋賀県の先生方、小学校(東京都)、中学校(熊本県)、高等学校(埼玉県・愛媛県)です。
 8月3日(水)午後の校種別研修会では、小・中学校部会は、熊谷有紀子教科調査官によるご指導、高等学校部会は、茨城大学准教授石島恵美子先生による「学びを深める問題解決型調理実習を予定しています。詳しいご案内を5月中旬にHPに掲載する予定です。
 

本協会主催の研修会

本協会主催の研修会
 
夏期研修会:8月4日(水)「授業に生かす被服教材づくり」を東京都中央区晴海中学校(中央区晴海 最寄り駅:地下鉄有楽町線月島駅徒歩8分)にて開催予定です。詳細は5月中旬にホームページにアップいたします。

春期研修会:来年令和5年3月下旬に予定しています。詳しくは12月中旬にホームページにアップいたします。
 

会費の納入について

会費の納入について
 

 年会費1人6,000円は、私立学校のほとんどの場合は「会費」として学校予算から出していただけます。国公立学校の場合は教科予算、PTA費等から多くは「機関誌購読料」、もしくは「会費」として払っていただけます。「入会申込み」のご連絡があれば、会費の「請求書」や機関誌年間5冊分6,000円の「見積書」「納品書」「請求書」を作成してお送りしますので、あとは事務担当者と私ども事務局のやりとりだけです。

 学び合い・励まし合うことができる研究会です。家庭科教育の発展・充実のため多くの先生方のご入会をお待ちしております。ホームページも是非ご覧になってください。“ZKK”でも検索できます。 URL:http://www.zenkokukateika-zkk.org/

会員の先生の研究大会、及び各研修会への参加については「派遣依頼状」を各所属長にお出しします。必要な方は参加申込書に書き添えてください。特に年度末になった時には、出張扱いになり旅費と参加費用も学校から出た方もいらっしゃいます。
 
<<全国家庭科教育協会(ZKK)>> 〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-20-6  家庭クラブ会館2F TEL:03-3370-4042 FAX:03-3370-4070